メディアの読み込みは、「Final Cut Pro」でムービーを作成するための最初の手順です。まずは、一眼カメラでSDカードに記録されたメディアを読み込みましょう。
記事目次
STEP1 SDカードをパソコンにセット
パソコンのカードリーダーにSDカードをセットします。
パソコンにカードリーダーがない場合は、USBのカードリーダーが便利です。
私はMac miniを使用していますので、以下のカードリーダーを使用しています。Ankerの製品はシンプルかつ実用的なのでよく使います。こんな安価な製品まで箱がしっかりしているので安心できます。
また、Mac miniは、USBが4ポートと少ないため、USBハブを使ってます。1mの延長ケーブルが付属していて、これで手元でUSBの抜き差しができるようになるので便利です。
STEP2 「Final Cut Pro」を起動し、メディアを読み込む
「Final Cut Pro」の画面左の中段にある矢印のボタンをクリックすると、「メディアの読み込み」ウインドウが表示されます。


ここで、読み込むファイルを選択して、右下の「選択した項目を読み込む」ボタンで完了です。
「Final Cut Pro」では、読み込んだメディアはイベントに整理されます。イベントとは管理するフォルダのようなもので、私はたいてい撮影した日付をイベント名として管理しいます。このイベント名は、「メディアの読み込み」ウインドウの右上で指定します。
読み込み時の設定では、イベントの指定の他に「プロキシメディアを作成」や「ビデオ」「オーディオ」の設定項目がありますが、とりあえず初期設定のまま読み込んでいます。
メデイアの読み込みは、バックグラウンドで行われる
通常時間がかかるメディアの読み込みは、バックグラウンドタスクとして実行されます。
このため、「選択した項目を読み込む」ボタンで読み込みが始まると、すぐに編集作業が開始できます。
バックグラウンドタスクの確認
どのようなタスクがバックグラウンドで実行されているかを確認するには、メニューバー>ウインドウ>バックグラウンドタスクで、以下のような確認ウインドウを表示します。

まとめ
以上の2ステップで、メディアの読み込みは終了です。メディアを読み込むと、一眼カメラで撮影した映像が、「Final Cut Pro」のライブラリに、クリップとして読み込まれます。(ライブラリ:下の画像の左上)

この読み込んだクリップを配置しながら、ムービーを編集していくことになります。
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